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店長は詩人です

カフェ福堂の店長は詩人です。

たいした詩人ではありません。

最近、心理学を勉強していて、人間のこころの発達についていろいろなことを学んでいますが、

あらためて、人間は言葉の動物だということがとてもよくわかりました。

子どもは言葉を学ぶことで、脳の認知機能を発達させ、

言葉を使ってコミュニケーションすることで、社会性や自己制御の能力を獲得していく。

もちろん言葉だけではないのですが、脳神経系の発達に言葉が重要な役割を果たしていることは

間違いありません。

つまり、意識やこころの発達に、言葉はとても重要だということです。

詩は、言葉を使う表現の一つです。

私は詩のことはわかりません、といって詩を遠ざける人は多いです。

詩を書くとき、自分が無意識に使った言葉をたどり、自分の奥深くに分け入る感覚になるときがあります。

また、詩を読むときに、わけのわからなさから立ちすくんでしまいながらも、何かを感じることがあります。

わけのわからない詩だからこそ、こころの奥の豊かな世界を感じることができるのかもしれません。

社会や生活から詩をなくしても死にはしませんが、

詩のおもしろみを知らない生というのもどうかという気がします。

詩集『モホロビチッチからの逃亡』は、カフェ福堂でご覧いただけます。

 

 

author:店長(あだ名), category:店長, 16:56
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